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学校日記

うきたの給食 2.19

公開日
2021/03/09
更新日
2021/03/09

学校生活

2/19の献立
* うめじゃこごはん
* さわらのみそマヨネーズやき
* れんこんのきんぴら
* ぶたにくときのこのとろろわん
* デコポン
* 牛乳




この日の給食の「れんこんのきんぴら」は、れんこんや人参、ごぼうなどを油で炒め、醤油や砂糖で甘辛く味付けした料理です。

冬は、大根やかぶ、ねぎなど、土の中で育つ部分を食べる野菜がおいしい季節です。土の中で育つ部分というと、根っこと思いがちですが、れんこんは、土の中にある「地下茎(ちかけい)」という茎の太くなった部分を食べる野菜です。
ただ土の中といっても、れんこんの場合は「泥」の中です。れんこんは漢字で「蓮根」と書きますが、はすという植物からとれる野菜です。はすは沼などに育つ植物なので、れんこんは沼の底の泥の中から掘り出すわけです。収穫できるのは寒い時期で、そんな時期に泥の中から収穫するのは、たいへんな苦労なだけに、よく味わっていただきたいですね。

ところで、れんこんといえば「穴」ですが、穴の数、数えたことありますか?真ん中に1つあり、そのまわりに10個位空いていることが多いそうです。実は、穴が空いている理由も、泥の中で育つことに関係しているんです!泥の中は酸素がとても少ないため、れんこんまで空気が送られるように、水面の葉からずっと穴が続いているんだそう。日本では昔から、このれんこんの穴が「先が見える」「先の見通しがきく」として、縁起のよい食べ物とされています。



この日は、さわらのみそマヨネーズやきには、本サワラを使用したので、いつも以上にふっくらしていておいしかったです。子供たちにも、大変好評でした!