うきたの給食 6.25
- 公開日
- 2020/07/04
- 更新日
- 2020/07/04
学校生活
今日の献立
* ひじきとあぶらあげのごはん
* とりのこうみやき
* ごじる
* 牛乳
今日の給食の「ごじる」は、一見普通の味噌汁に見えますが、味わってみると味噌汁より深いコクがあります。
実は「大豆」を加えたお味噌汁なんです。給食でも大豆を使った料理はたくさん登場しますが、今日の料理には、豆の姿はありません。ごじるには、大豆をゆでて、すりつぶしてトロトロにしたものを加えているためです。
ごじるの「呉(ご)」とは、大豆を浸漬し、すりつぶしたもののことをいいます。この「呉」を味噌汁に入れたものが「呉汁(ごじる)」です。もともと秋に収穫された大豆を使うため、秋から冬にかけてよく食べられていました。体が温まることからも、寒い季節の郷土料理として、日本のさまざまな地域で、古くから親しまれています。
大豆といろいろな野菜の入ったごじるは、とても栄養たっぷりな料理です。
豆腐や肉がなかなか手に入らなかった時代に、体をつくってくれる栄養素「たんぱく質」をとるために、生の大豆を水に浸漬してよく吸水させ、少々水を加えてすりつぶして絞ったものを味噌汁に入れたことがはじまりだといわれています。
大豆には、たんぱく質のほかに、ビタミンやミネラルなどの栄養素もバランスよく含んでいるので、ぜひすすんで食べてもらいたい食材です。今日のように、すりつぶして味噌汁に入れると、豆の食感などが気にならずに、おいしくいただけるので、ぜひおうちでも試してみてくださいね!
今日は「ごじる」もそうですが、「とりのこうみやき」も大人気でした!先生方にも「今日の鶏肉おいしかったね」とたくさん感想をいただきました。しょうが、にんにく、ねぎのみじん切りに、醤油、酒、砂糖、豆板醤、唐辛子、ごま油を合わせ、鶏肉を漬け込んで焼きました。香味野菜の風味がよく、食欲をそそる味付けでした。
詳しい分量は、また給食だより等でお伝えできればと思っています。