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学校日記

うきたの給食 1.29 *郷土料理〜京都府〜

公開日
2020/02/04
更新日
2020/02/04

学校生活

今日の献立
* まつぶたずし
* あつあげとぶたにくのたいたん
* かぶとみずなのしろみそしる
* りんご
* 牛乳




今日の給食も「学校給食週間」の取り組みとして、私たちの住む日本各地のふるさとの味・郷土料理を取り入れた給食です。
4日目の今日は、京都府の郷土料理です。


京都府の食というと、「京料理」や「精進料理」がよく知られています。季節感を大切にし、食材の味を活かした味つけで、器にも心を配る「京料理」は、日本料理の代表格でもあります。またお寺では、肉や魚を一切使わない「精進料理」も発達しました。
そして、これらの料理で欠かせないのが「京野菜」です。京野菜とは、京都地方だけで栽培されている伝統的な野菜のことです。私たちもよく知っている、南瓜や茄子、ごぼうなどの野菜も、私たちが見慣れている姿ではなく、変わった形や色をしています。ぜひ京都に行ったら、お店に売られている野菜にも注目してみてください!

「まつぶたずし」は、丹後地方で、お祝いの時に食べられる料理です。「まつぶた」とは、松の木でできたお餅を入れる細長い箱のことで、この容器にお寿司を敷き詰めて作ることから、「まつぶたずし」といいます。ごはんの具に、甘辛く煮たサバのそぼろが入るのが特徴のお寿司です。

「あつあげとぶたにくのたいたん」の「たいたん」とは、京都の方言で「炊いたもの」、つまり煮物という意味です。京都では厚揚げの入った「たいたん」は、よく作られるおかず(おばんざい)なんだそうです。

「かぶとみずなのしろみそしる」は、京都でよく使われている味噌・白味噌(西京味噌)を使いました。ほんのりと感じる甘みは、白味噌ならではの味わいです。また味噌汁の具には、全国的によく知られている京野菜の1つ・「水菜」を使い、今日はおだしも昆布とさば節でとり、上品な味に仕上げました。


今日の給食を通して、京都府でよく食べられている料理に興味や関心を持ってくれるといいなと思います。