うきたの給食 6.17
- 公開日
- 2019/06/19
- 更新日
- 2019/06/19
学校生活
今日の献立
* あおだいずごはん
* さばのみそに
* いとかんてんのサラダ
* とうがんじる
* 牛乳
今日の給食の「とうがんじる」は、「とうがん」という野菜をいちょう切りにして、具として使った汁物です。
とうがんは、日本では平安時代から栽培されていたといわれる、きゅうりやすいかなどと同じ、ウリ科の野菜です。1つの大きさは30センチ以上、重さはなんと3〜5キロもあります!ラグビーボールのような形をしていて、表面は硬い緑色の皮で覆われ、食べるのは中の白くてやわらかい部分です。とうがんは、漢字だと「冬」の「瓜(うり)」と書きます。
そう聞くと、冬においしい野菜、と思いますが、実はとうがんのおいしい旬の季節は…「夏」!暗くて涼しいところにおいておくと、冬まで食べられることから「冬」の「瓜」と名前がついたそうです。
そんなとうがんの栄養はというと…、ほとんどが水分です。全体の約95パーセントが水分で、とってもみずみずしい野菜です。血液の流れが悪くなることでおこる、脚のむくみをとったり、体温を下げるなどのはたらきがあります。そのため、暑くて夏バテしやすいこの時期に、とってもオススメの食材です。加熱すると、白い実がうすい緑色に透き通り、なめらかでとろりとした、独特の食感になります。見た目も食感もさわやかで、夏らしい野菜のとうがん、少し下処理に時間がかかりますが、ぜひおうちでも食べてみてくださいね。
今日は5年3組のみなさんを呼んで、久しぶりのランチルーム給食を行いました。
給食の配膳はさすが5年生!当番さんもテキパキと盛り付けをこなし、スムーズに配膳が行われていました。
そして食事の前に少しだけ時間をもらい、今月の旬の食材として冬瓜の話をしました。
今旬を迎えている食材なのに、「冬の瓜」と書く冬瓜。旬の季節はいつ…?!と混乱する子が多かったですが(笑)、名前の由来を紹介すると「へぇ〜!!」と驚きつつも納得の表情がみられました。
普段なかなか目にしたり食べる機会の少ない野菜を、給食を通してもっと知ってもらえるとうれしいです。