うきたの給食 6.3
- 公開日
- 2016/06/03
- 更新日
- 2016/06/03
学校生活
今日の献立
* あおだいずごはん
* イカのごまふうみやき
* くきわかめのサラダ
* にくじゃが
* すいか
* 牛乳
今日の給食の「肉じゃが」は、じゃがいもやお肉などを甘辛く煮込んだ、和食の代表料理ともいえるおかずですよね。よく「おふくろの味」なんていわれたりします。
実は驚くべきことに、その誕生のウラには洋食の「ビーフシチュー」が大きく関わっているんです!
時は明治時代。日本海軍の司令官で、東郷平八郎さんという人がいました。
東郷さんは、若い頃にイギリスで食べたビーフシチューの味が忘れられませんでした。そこで、戦艦の料理長にも、ビーフシチューを作るよう命じたというのです。
でもその料理長はもちろんビーフシチューなんて食べたことはなく、作り方が分かりません。考えに考えて作ったのが、醤油と砂糖で味をつけた煮込み料理でした。入っているのはじゃがいもとにんじん、玉ねぎ、そして名前にビーフとあるから牛肉 …これらを煮込んだら何ができるでしょう?!
…そう「肉じゃが」なんです!長崎のアメリカ海軍が船に積んでいた、塩漬けの牛肉を、じゃがいも、玉ねぎといっしょに煮込んだ料理がもとになっている、といわれています。
和食定番のおかずのもととなった料理が、まさか洋食のビーフシチューだったなんて驚きですよね!
朝「きょうのきゅうしょくなに〜?!」と声をかけてくれた子に「肉じゃががあるよ!」と伝えると、どの子も「やった〜!にくじゃがすき!!」とうれしそうに話してくれました。
そして、ほぼ全てのクラスが肉じゃがを完食してくれていました!よかったです!