6月21日(火)行事食
- 公開日
- 2022/06/22
- 更新日
- 2022/06/22
ランチタイム
たこめし、牛乳、ますのさざれ焼き、たまねぎとパプリカのおかか炒め、ばち汁、河内晩柑
今日は、暦の行事にちなんだメニューです。
暦の行事とは、昔から6月21日ごろは、「夏至」といって、このころから本格的な夏になると言われています。暦の上ですから、今の季節とは少しずれていますが、夏至のころには、5月に田んぼに植えたお米の苗が、たくさんの根を張りだすころと言われています。そこで、苗の根が、たこの足のように太くて丈夫に張るようにと願いを込めて、夏至の頃にたこを食べる習慣ができたそうです。
たこは、兵庫県の明石市というところの海のものがおいしいと有名で、「明石だこ」と名前をつけられて売られているほどです。明石の海は、潮の流れが速く、その流れにもまれて育つので、しっかりした歯ごたえのたこになると言われています。
兵庫県では、ばち汁と呼ばれる郷土料理もあります。
ばちとは、兵庫県で有名なそうめんを作る時に出る、そうめんの切れ端のことで、三味線を演奏するための「ばち」に形が似ているので、そうめんばちと呼ばれるようになったそうです。たこめしも、ばち汁も兵庫県の郷土料理です。
夏至の日のたこと、兵庫県の郷土料理をしっかり味わいましょう。