2月17日 【豊かな心】 話し合いをしてゾンビを閉じ込めよう
- 公開日
- 2025/02/17
- 更新日
- 2025/02/14
できごと
特別支援教室でコミュニケーション力を高めるために、様々な教材を用いて活動することがあります。今日はその中から「ゾンビキッズ」という教材を紹介します。
この活動は協力して四隅にある門のカギを閉じ込めることができたら、活動クリアとなります。やり方を説明します。
①事前に、写真左のように、カラーの部屋の外にある4つのエリアにゾンビカードをそれぞれ1枚ずつ置き、コマは中央の赤の部屋に置きます。
②順番を決めたらサイコロを振ります。サイコロで出た目の色と同じ部屋にゾンビカードを置きます。(6つの面で1つ白の面があり、それが出るとゾンビは発生しません)
③自分の駒を動かします。マスにゾンビカードがある場合、ゾンビカードを消すことができます。ゾンビカードは最大2枚まで消すことができます。作戦上、コマを動かさないこともできます。話し合いをして決めます。
②と③を順番に行っていきます。もし、自分の駒ともう一人の駒が同じ外のエリアにいる場合、鍵を閉じ込めることができます。(写真右)
ただし、部屋に3体以上のゾンビカードがある場合、その部屋に立ち入ることができなくなり(写真右)、ゾンビカードの余りがなくボード上に登場しないといけなくなった時は、全員負けとなります。
この活動では、鍵を閉じ込めに行くか、またはゾンビのカードを消しに行くかなど、1ターンごとで話し合いが必要になります。他者の考えを聞いたり自分の考えを伝えたりしながら、状況に応じて相談することができるようになります。写真のボードは部屋の行き来が全て可能ですが、中央の赤の部屋か外のエリアを経由しないと部屋の行き来ができないボードもあります。その場合はかなり難しく、ゲームクリアになった時の喜びもひとしおです。
(文責 特別支援教室 よしかわ)