学校日記

3月20日  【健やかな体】 ビー玉を運ぼう

公開日
2023/03/19
更新日
2023/03/19

できごと

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310058/blog_img/2672302?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310058/blog_img/2674570?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310058/blog_img/2675727?tm=20240305134736

今回はビー玉と洗濯バサミを使って、親指と人差し指の感覚を鍛える活動を紹介します。指先の動きには「握り」と「摘まみ」の2種類あり、この活動は「摘まみ」の動きを鍛える活動です。洗濯バサミの持ち手を親指と人差し指で持ちます。洗濯バサミを押しながらビー玉を掴み、ビー玉を他の所へ移します。
 この活動の効果を大きく3つ紹介します。
1 ボタンをかうことがしやすくなる
 ボタンを穴の中に入れて通す場合、ボタンの端を右手の親指と人差し指で摘まみ、穴を左手で開けて、右手でボタンを穴に押し込む必要があります。この活動で親指と人差し指で物を持っている感覚を鍛えることで、穴に通しやすくすることができます。
2 靴ひもが結びやすくなる
 固結びをした後に、左右どちらかの紐を輪っかにして、その根元を摘まみます。摘まむ感覚を鍛えることで、輪っかがほどけてしまうことを防止することが可能です。
3 鉛筆を上手に持ちやすくなる
 鉛筆の正しい持ち方の一つに、親指と人差し指で鉛筆を摘まむことが必要です。摘まむ感覚がない場合、中指も鉛筆を摘まんで下からの支えが弱くなるというケースがあるかもしれません。鉛筆を摘まむ感覚もこの活動で鍛えることができます。
 今回はビー玉を使う場合で紹介しましたが、紙や布、皿の縁などを洗濯バサミで挟むことで親指と人差し指の感覚を鍛えることも可能です。今週土曜日から春休みが始まります。家の手伝いとして洗濯バサミを使って洗濯物を干すことも一つの方法でしょう。ぜひ試してみてください。

(文責 特別支援教室 よしかわ)