学校日記

5月14日 ことばの教室対象児童について

公開日
2021/05/14
更新日
2021/05/14

できごと

三小には「ことばの教室」という言語障害通級指導学級があります。対象となる児童は、おおまかに3つに分類されます。
1.発音誤り2.吃音症3.言語発達の遅れです。

1.発音誤りの代表的なものに、サ行がシャ行に変わったり、キ音がチ音に変わったりするものがあります。例えば、さかな→しゃかな・かさ→かしゃ・きもち→ちもち などです。これらは、発音指導を行うことで改善することが可能です。

2.吃音症とは、最初の言葉が連続して出る、最初の言葉を伸ばす、最初の言葉が出てこないなどの症状があることです。例えば、こここれから、こーれから、・・・これから などです。吃音症は治りませんが軽減することはできるので、軽減の仕方を学んだり、自分で吃音による困難を解決できる力をつけたりします。

3.言語発達の遅れとは、読み書きが困難であったり、語彙が少なかったり、計算はできるのに文章問題が理解できなかったリするなど、学年相応の語彙の力がついていないことです。児童の言語の力を検査し、不足している点に特化した指導を行います。

いずれの児童にも自信を持たせ、在籍学級で生き生きと生活できるよう支援していきます。御質問やもっと詳しく話を聞きたい方がいらっしゃしましたら、お電話ください。

ことばの教室直通電話 3689-4121

(文責 ことばの教室 やまがみ)