学校日記

2学期 終業式

公開日
2016/12/22
更新日
2017/01/04

できごと

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310058/blog_img/2669935?tm=20240305134736

校長先生のお話です。

あと9日で、平成28年も終わり、平成29年 新しい年が始まります。日本には、12月31日の大みそかに「年越しそば」を食べる家庭が多くあります。そこで今日は「年越しそば」の話。なぜ日本人は、年越しそばを食べるのか考えながら聞いてください。

栄養士の林先生が出している「食育だより」に年越しそばを食べる理由が書いてあります。日本の良さ、日本人の良さが込められていることが分かります。

「食育だより」には、年越しそばを食べる理由が食べる理由が5つ書いてありました。

◇そばは、植物の実から作ります。植物のそばは、雨や風にあたっても、すぐ起き上がるこ
から、今年よくないことがあっても、来年はがんばれますようにという願いが込められている。
◇そばの実は三角形をしています。三角形は、昔から悪いことを追い払う力があるとされています。このことから、悪いことがおきないようにという願いを込めて食べる。
◇昔、金で物を作る仕事の人が、そばの粉を丸めたもので、散らかった金をぺたぺたと集めたことから、お金が集まりますようにという願いが込められている。
◇そばは、長いので、長く生きられるようにという願いが込められている。
◇そばは、切れやすいので、苦労やいやなことは切れますようにという願いを込めている。

どうでしょう? どれも人間らしい願いですね。日本人は、そんな願いを大切にして、大みそかに「年越しそば」を食べてきました。

心や頭の中の脳を研究する心理学では、願いをもつ人は、明るく生きようとする気持ちが強くなると言われています。願いをもつ人は、努力する気持ちも強くなることが分かっています。

皆さんも大みそかに、年越しそばを食べて、来年の願い・将来の夢を考えてみるといいと
思います。
今日は、願いを込めて食べる「年越しそば」の話と、願いをもつ人は、明るく努力するという話をしました。

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校長先生のお話しの後、2年生が元気良く2学期の感想を発表してくれました。展覧会などたくさんの行事があった2学期でした。
明日から冬休みです。3学期にまた元気な姿で会えるのを楽しみにしています。