学校日記

2学期始業式 山の植物

公開日
2016/08/25
更新日
2016/08/25

できごと

今年から8月11日は、「山の日」という祝日になりました。夏休みだから、気づかなかった人も多いかもしれません。今日は、「山の植物」の話をします。木などが生えている緑の山を思い浮かべながら聞いてください。

作家の立花和平さんという人が、ある雑誌に「山にはいろいろな植物があるけれど、どれもがそれぞれの役割があって、必要とされている」と、書いていました。

 山には、たくさんの木が生えている。高く伸びていく木や、横に広がって伸びていく木。木にもいろいろある。木の間から、光が差すところには、草が生える。光の当たらない地面には、コケが生えている。
 木は酸素を作り、木の実は動物の食べ物に。草は昆虫の隠れ家になる。地面のコケは、雨をたくさん吸ってカバーになり、地面が乾くのを防いでいる。

 どれかがなくなったら、お互い生きていけなくなります。例えば、大きな木を切ってしまうと、光が地面まで届いてコケが生えなくなります。コケが生えなくなると、雨がたまらなくなり、木や草花も刈れてしまいます。木や草が枯れてしまうと、動物や昆虫も生きていけなくなってしまいます。山の植物にはみんな役割があります。

 人間も同じです。誰もが役割があり、誰もが必要です。いろいろな考えの人がいて、いろいろな良さをもっています。いなくていい人なんていません。一人一人が大切です。

 広い世界の中で、出会った友達です。山の植物のように、お互いに助け合い、自分の役割を果たす2学期にしていきましょう。
 

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