学校日記

新しい世界が見えてくる

公開日
2016/03/02
更新日
2016/03/02

できごと

 今日の副校長先生のお話です。
 魚の大好きなさかなクンがメジナという魚を飼っていたときことです。
 メジナはみんなで協力して、餌場を探したり、身を守ったりするために、広い海を群れをなして泳いでいる魚です。
 メジナを水槽で飼っていると、一匹のメジナが他の多くのメジナにいじめられていることに気付きました。かわいそうなので、さかなクンはいじめられたメジナを他の水槽に移しました。すると元の水槽では新たにいじめられるメジナが。いじめられたメジナを移すと、新たないじめっ子が…。
 広い海を泳いでいるときはそんなことは起きないが、狭い水槽に入れるといじめが起こります。
 これは人間も同じです。
 心も体も大きく変化するの小学校時代です。そのようなときに、小さなグループやクラスの中で、誰かをいじめたり、一人で悩んだりしていても、楽しい思い出は残りません。
 もっと楽しいことが、この広い世界にはあるはずとさかなクンは言います。それを探して、一生懸命やってみることができるように学校があります。
 正しいことが分かれば、一人で悩んでいなければ、きっと新しい世界が見えます。
 勉強したり、友達と遊んだりする中で、新しい発見をどんどんして、一生懸命になれることを見つけてほしいと思っています。