4年 国語:物語を深く味わう!『ごんぎつね』のクライマックスへ
- 公開日
- 2025/10/10
- 更新日
- 2025/10/10
できごと
4年生の国語では、新美南吉の名作『ごんぎつね』を読み進めています。
物語は今、ごんのつぐないが報われぬまま、悲しい結末へと向かう緊迫した場面に差し掛かっています。
叙述を根拠に心を読み解く!
子どもたちは、ごんが兵十へくりやまつたけを届け続けた「つぐないの心」と、そのごんを盗人だと思い込み、火縄銃をとる「兵十の心」を、文章に書かれている「叙述」を根拠にしながら、真剣に読み取っています。
「ごんの行動や仕草」から、込められた思いを。
「兵十の目の動きや発言」から、誤解と緊張感を。
一つひとつの言葉に立ち止まり、「どうしてそう言えるのだろう?」と問いかけながら、二人のすれ違いが生み出す悲しみを深く味わっています。
結末の場面は、多くの子どもたちの心に残るはずです。この学習を通して、物語の構成や登場人物の心情を深く読み取る力を養い、これからもたくさんのすてきな物語に出会ってほしいと願っています。