研究授業−図工編
- 公開日
- 2014/10/09
- 更新日
- 2014/10/09
校長室
8日(水)は、区内の小学校で各教科等の研究授業が行われ、本校では図工科専科の川田教諭が研究授業を行いました。参観者は50名を超え、区内小学校73校に1名ずつの図工専科の教員配置を考えると、大変な盛況振りでした。
研究授業は、
〇 題材名 「墨で見つけた いい感じ」
〇 ねらい 墨でかく楽しさを感じ、墨の濃淡から表したいことを見つけ、自分なりに工夫して表す。
の下、5年4組を対象に行われました。
ところで、子どもは、基本的には図工が大好きです。何かを描く、作るといった創作への興味関心は、どの子にも備わっているものなのです。
それなのに、図工が嫌になったり億劫がるようになったりするのは、その活動や結果(作品)に上手下手といった優劣をつける評価(価値)観をあからさまに教師が持ち込んだことで、子どもを図工嫌いへと追いやってしまうのだと思います。
そうあってはいけないからこそ、小学校の図工科(図画工作)の目標には、(学習指導要領より)
表現及び鑑賞の活動を通して、完成を働かせながら、
作り出す喜びを味わうようにするとともに、(・・・以下略)
とあり、「作り出す喜びを味わうようにする」ことが重要なのです。
創作活動に取組む子どもの意欲や喜びを増長させていくのに重要なのは、子どもを見守る教師の眼差しと言葉掛けなのかもしれません。
【写真上】これが、子どもを見守る教師の眼差し:微笑み
【写真下】そして、これが、子どもへの教師の言葉掛け(する時の教師の表情):真剣さ