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3年生書写 暑中見舞いを書きました!

公開日
2024/07/11
更新日
2024/07/11

できごと

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 3年生の書写の学習で暑中見舞いを書きました。今回は宛名書きを行いました。この時間のねらいは「手紙の書き方を理解し、今までに学習した知識・技能を生かして書くことができる。」です。具体的には「①手紙文の形式、封筒への住所や宛名、差出人の書き方を理解する。②相手に気持ちを伝えるという役割を大切にし、今まで学習した知識・技能を生かして手紙を書く。」という学習活動を行います。今回は①を中心に学習しました。今回、暑中見舞いで使用する葉書は郵便局の「手紙の書き方体験授業」により無料で提供していただいたものです。

 児童は事前に暑中見舞いを送りたい相手や自分の住所・郵便番号を連絡帳等に書いて、この授業に臨みました。西小松川小学校の住所は「東京都江戸川区松島3丁目30番6号」です。これを縦書きにするときに漢数字に直したり、「丁目」などを「三-三十-六」や「三の三十の六」としたりするなど、様々な書き方があります。漢数字の表記でも「12」を「一二」と表すと「三」に見えることから「十二」とした方がよいことや「30」を「三〇」と表すことがあるなど、これも様々です。相手の住所によっては「丁目」がなかったり、島しょ部では、「○○島無番地」という住所もあります。宛名を書く際にも、祖父母など2名に向けて書く場合は苗字が同じ場合とそうでない場合を考えなければなりません。送る相手には「様」をつけますが、差出人には「様」をつけません。大人の私たちからすると当たり前のことではありますが、児童にとっては新しく学ぶことでもあります。また、葉書には罫線が入っていないため、真っすぐに書くことが難しく感じます。ある児童が定規を当てて書いていたので、これをみんなで共有することできれいに宛名を書くことができました。このように手紙の宛名を書くにしても様々な場合を想定して書かなければならないことをこの授業から学ぶことができました。近年、暑中見舞いはもちろん、年賀状でも手紙からメールに変わりつつあるのも、上記のような手間がかかってしまう面があるためかもしれません。一方、このような手間をかけるからこそ、相手にも喜ばれるという面もあるのではないかと考えます。手紙を書くということは、公衆電話から電話することと同様に、使われなくなるとその技法が途絶えてしまいます。手紙で相手に気持ちを伝えるという文化はぜひ残していきたいものです。今回の学習を通して、児童が相手に気持ちを伝える手段の1つとして「葉書を書く」という選択肢を加えてもらえたらと思います。

 さあ、来週の書写の時間は、いよいよ裏書に挑戦です。次回の学習もとても楽しみです。

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