学校日記メニュー

学校日記

3年生 体育館で書初め練習を行いました

公開日
2024/12/10
更新日
2024/12/10

できごと

 12月10日の1,2校時に体育館で書初め練習を行いました。

 これまで書写の学習で、だるま筆を使って「友だち」を練習してきました。実際に書初めで使う長い半紙で書くのは今回が初めてです。これまでの学習では個々の文字について練習をしてきたので、今回は長い半紙のどこに文字を配置するのかということが課題になります。学校で作った大きなお手本が本番の半紙と同じ長さなので、お手本をよく見て書けば、字の大きさや字配りについては解決しそうです。

 まず、書初めの準備をしました。まず、学級毎に2列になって向かい合い、等間隔に並びます。そして、家庭で作成してきた体育館に敷く新聞紙を広げて中央に長下敷きを敷きます。手本を左側に、墨池やすずり、だるま筆、小筆を右側に置いて準備完了です。これだけのことですが、体育館での書き初めが初めてだということもあり、全体の準備に15分程かかりました。

 校長先生のお話の後に、長い半紙が一人一人配られて初めて使う長下敷きの上に置かれます。いよいよ書き初めが始まるという緊張感が見られました。今回は3枚清書を書いて1枚を提出します。「はじめ」の合図とともに「友」から書き始めます。普段使う半紙だと半紙の真ん中に書けばよいのですが、長い半紙だとどこから書くのかが難しくなります。どの児童も、お手本で書かれている位置をよく見て書いていたので、「友」は大丈夫そうです。残りの「だ」「ち」も平仮名なので曲線が多いため形が取りにくい上に、濁点も入るので、字配りも難しそうです。これも手本をよく見て上手に字配りをして書くことができていました。だるま筆は墨をたくさん吸うので普段使っている筆と比べて難しい面があります。墨を含ませすぎてしまうと、半紙の上に墨がたくさんつきすぎてしまい、びじょびじょになってしまいます。逆に墨の量が少ないとすぐにかすれてしまいます。その塩梅が難しいのです。これも、これまで書写の時間にだるま筆を使って練習してきた成果だと思いますが、どの児童も上手に書くことができていました。

 3枚書き終えて提出する1枚を決めます。一番よかった作品を担任の先生に提出しました。この後は片付けです。みんなで協力して片付けをします。墨を体育館の床につけないように慎重に片付けを進めました。早く片付いた児童は雑巾をぬらして体育館の床についている墨を拭き取ってくれました。来た時よりもきれいにする気持ちで、次に使う4年生のためにもきれいに片付けを行うことができました。

 片付けも終わり、今日、よい作品を書くことができたかどうかを学年全体で聞いてみたところ、みんながんばってよい作品を書くことができたようです。初めての書き初めでしたが、これまでの練習の成果を出すことができて本当に良かったです。3学期に行われる書き初め大会に向けて、さらによい作品をめざして練習をしていきましょう!