3年生理科 「電気の通り道」の学習で実験をしました!
- 公開日
- 2024/12/05
- 更新日
- 2024/12/05
できごと
3年生は理科で「電気の通り道」を学習しています。この単元では、「乾電池に豆電球をつなぎ、電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ、電気の回路についての考えをもつことができるようにする」ことをねらいとしています。
この日の学習では電気の回路の中に、10円玉や割りばし、紙など様々な物を入れて電気を通す物と通さない物があることを実験を通して調べました。電気が通っているかどうかは目で見ることは難しく、豆電球が点灯するかどうかで判断します。電気の回路をしっかり作ることができることが実験の前提になります。今回の実験も班で協力して行いました。
3年生の児童はどのような物が電気を通すのかはこれまでの経験により、なんとなくは分かっています。でも、はっきりは分からない。予想を立てさせると10円玉は電気を通さないと思っていた児童が多かったようで、実験を通して豆電球がついたことに驚いた様子が見られました。次の単元で学習する磁石につく物と混同していることも考えられます。多くの材料で実験することで、電気を通す物には何か共通した特徴があることが分かってきたようです。
はっきりしないことをこのような実験を行えば分かるようになると考え、実験で分かることの仮説を立て、実際に実験を行い、確かめていく。科学技術の発展は3年生で実験することと同じように進んできたのではないかと考えます。今は、その基礎となる見方や考え方を学んでいる時期です。これからも実験を通して電気の特徴について学んでいきたいと思います。