12月5日の５校時に一斉下校訓練を実施しました。今回の想定は不審者情報に伴う「緊急の安全強化事態」です。西小松川小学校では、安全対策の緊急性に応じて「なかよし下校（学年ごとに下校時刻をそろえる）」「集団下校（全学年で下校時刻をそろえる）」「一斉下校（16の下校班に分かれて下刻）」「引き渡し下校（保護者への引き渡しを行って下校）」の４つの下校方法で備えています。今回は、緊急性の比較的高い「一斉下校」を実施しました。一斉下校では、児童の通学経路を基にして16の下校班を編成しています。

　一斉下校訓練は7月に実施して今回で2回目です。今回は児童の通学路の安全について、保護者と共に点検・確認を行うことも目的としました。通学路は児童が安全に登校することができることを目的にしていますが、道路の状況は常に同じであるとは限りません。通学路に危険な個所がないか、不審者等の対応で考慮すべきところがないか等を教職員と保護者で確認し、危険が予想されるところについては、児童に注意を促すなど対策を取っていきたいと考えます。本日の一斉下校でも多くの保護者の皆様にご協力をいただきました。ありがとうございました。

　緊急の対応はいつ必要になるか分かりません。いざというときのためにこれからも備えてまいりたいと思います。今回の一斉下校でも5，6年生の下校班の班長さん、副班長さんが下級生に優しく接している姿を多く見ました。頼りになるお兄さんやお姉さんがいて、下級生も安心できたと思います。班長さん、副班長さん、今回もありがとう！