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3年生算数 巻尺の使い方を学びました

公開日
2024/06/12
更新日
2024/06/12

できごと

 3年生の算数の学習に長さの単元があります。3年生では長い長さを扱います。教室の縦の長さを30cmものさしで測るのは大変です。丸い物の周りの長さを測るのも定規では難しくなります。どうしたらよいかを子供たちに聞いてみました。丸い物の長さはテープを使って測り取ってその長さを測ればいいという意見が出されました。この考え方はとても優れていて、定規を当てることができない場所の長さを測るには、ひもなど当てることにより、その長さを調べることができます。テープやひもは、曲面の周りの長さを測るにも便利です。また、長い長さを測るために長い定規を作っても、保管したり移動したりするのに大変不便です。ひもやテープならば束ねておくことで保管にも場所を取りません。それならばテープやひもに目盛りをつけてしまえば長い長さや丸い物の周りを測るにも便利だと昔の人は考えたのでしょう。巻尺はこのようにして誕生したのではないかと思います。巻尺は長いテープを巻き取らなければならず、巻き取る始めの部分を持ちやすく、丈夫にするために持ち手となる部分があります。このため、0cmをどこから始めるのかが巻尺によって違います。また、巻尺で長さを測るときに何mなのかが分からなくなってしまわないように巻尺の目盛りには何mなのか書かれているところも他の定規と異なる所です。定規のように竹やプラスチックのように固い材質ではないので、対象物にぴったりつけて測らないとゆるんだり、たるんだりして正確に測ることができません。巻尺を使って正確に測るためにもう一度みんなで測り方について確認する必要がありそうです。今回の授業では巻尺の使い方について学んだので、次回は教室や校庭などにあるみんなが長さを知りたい物を測ってみようと思います。

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