３年生から毛筆の学習が始まります。今日の学習では、習字道具の準備の仕方や片付け方を中心に学習しました。鉛筆での書写と異なり、毛筆での学習はその準備や片付けがとても大切になります。手際よく行わないと実際に毛筆で書く時間がなくなってしまったり、しっかり準備や片付けを行わないと周りを汚してしまったりするからです。まず、習字道具それぞれの名前や使い方を教科書を元に学びました。筆にも穂先や軸などの名前がついています。すずりにも海や陸などの名前があります。整った字が書けるだけでなく、昔から日本で使われてきた毛筆の文化も併せて学んでもらいたいと思います。一通り道具の紹介が終わったら、実際に少し筆を使って書いてみることにしました。墨液をすずりに少し入れて、ほぐしたばかりの大筆を使って縦線や横線を書いてみました。鉛筆と異なり細い線や太い線が筆の押し方で自由に表現することができます。短い時間でしたが、集中して取り組むことができ、毛筆の楽しさを味わうことができたようです。片付けでは使った筆の処理など、墨で周りを汚さないように気を付けて片付けることができました。次回の書写でも毛筆を使って表現する楽しさを味わってもらいたいと思います。保護者の皆様には、習字道具や半紙、新聞紙などの用意にご協力いただき、感謝しております。ありがとうございました。