７月７日（土）の学校公開で、５年生はわくわく（総合的な学習の時間）で取り組んできた「地域安全マップ」の調査発表会を行いました。

フィールドワークで調べてきた「入りやすくて、見えにくい場所＝犯罪の起こりやすい、危険な場所」や、地域の方々にインタビューをしたことなどを、自作の地図に書き込んでまとめました。この日の発表会では、まとめたものをグループごとに発表し合い、他のグループのまとめたものを聞き合ったり質問し合ったりして、学習したことをさらに深めることをしました。他のグループの発表を聞いたことにより、自分達が調べた事とは違った視点で「危険な場所」を知ることができた子もたくさんいたようです。

この日は学校公開という事もあり、大勢の保護者の皆様、地域の皆様にも参観していただく事ができました。地域安全マップ作りの目的の中に、「地域全体での防犯意識を高める」ということもあります。子ども達が危険だと感じる場所をなくしていくためには、大人の力が不可欠です。今回の発表会が、地域力を向上させることのきっかけになってくれればいいなとも思います。

地域安全マップ作りを通して、どんな場所が危険かという事を知ることができた子ども達。学んだことはこの地域に限らず、日本中、いや世界中のどこに行っても生かすことができます。「入りやすく、見えにくい」場所に近づかず、安全な生活をこれからも送ってほしいと願っています。