11月号
- 公開日
- 2010/11/06
- 更新日
- 2010/11/06
学校だより
みんなで頑張ろう、だから自分も頑張ろう
—学習マナー・生活マナーを守って—
校長 高橋 飛秀
朝学校にくる途中で、たくさんの子供たちが「おはようございます。」と挨拶をしてくれます。校内でも、廊下ですれ違うときたくさんの子供たちが「こんにちは。」と挨拶をしてくれます。どの子供たちの表情も、明るく生き生きとしています。私の心も明るく生き生きとしてきます。
５月の学校便りで、教員が当番で毎日記録している日誌に「挨拶がしっかりできるようになってきた。」という内容の記録が増えてきたということを書きました。今でも、挨拶がしっかりできているという記録が毎日のように書かれています。
『挨拶ができると、この人のために頑張ろうという気持ちになる。ふれあいがないと、なんで自分だけが大変になるのかと思う。挨拶ができると、みんなで頑張れるようになり、自分も頑張ろうという気持ちになる』
挨拶がしっかりできるようになってきた一之江第二小学校の子供たちは、『自分だけが』ではなく、『みんなで頑張ろう、だから自分も頑張ろう』と思う力がより一層高まってきたと思います。
１０月１４日（木）に、６年生が、江戸川区の陸上競技場で行われる、区の体育大会に参加しました。どの子も自分が出場する競技に一生懸命取り組んでいて、その姿はとても立派でした。さすがは最高学年と頼もしく思いました。そしてもう一つ、私がとても感心したのは、友達を応援する態度です。競技の結果に関わりなく、どの子にも温かく精一杯の応援をしている姿は、まさしく、『みんなで頑張ろう』という姿そのものでした。
５月から取り組んでいる、学習マナー・生活マナーですが、挨拶という一つの取り組みの様子から、実を結んできているなと感じているこの頃です。
まだ全員がしっかりと挨拶ができるというわけではありませんが、これからも挨拶の大切さをしっかりと指導し、また、学習マナー・生活マナーの一層の定着を図り、そこから生じるより良い学校環境を、子供たちが安心してのびのびと自分の可能性を発揮できる学校を創っていきたいと思います。ご家庭においても、学習マナー・生活マナーについて今一度話題にしていただき、ご支援ご協力いただきますようお願いいたします。
