一之江第二小 北門

学校日記

5月号

公開日
2010/05/03
更新日
2010/05/03

学校だより

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学習マナー・生活マナー
—誰もが気持ちよく生活し学習できるために—
校長 高橋飛秀

『○休み時間など、廊下ですれ違うとき「こんにちは」のあいさつができていて気持ちがよい○登校の時、日々元気に挨拶をしてくれる児童が増えている○あいさつの声に元気がある。顔を見て挨拶をする子がほとんどである○朝の挨拶がとてもよくなってきている。』
 これは、教員が当番で毎日記録している日誌に書かれた内容の一部です。
 新年度もスタートしてもう一ヶ月がたちます。しかし、今でも朝は「おはようございます」の声が、廊下では「こんにちは」の声が元気よく響いています。4月26日の全校朝会でも、上記の当番日誌の言葉を子供たちに紹介してそのがんばりをほめました。その他にも、体育館に行くときの教室移動がしっかりと列を作って静かにできていた等、新しい学年をがんばろうという子供たちの気持ちが今しっかりと伝わってきます。
 そんな子供たちの気持ちが学校全体に広がって、落ち着いた学習環境、生活環境の雰囲気になっていると思います。
 さて、学校が、すべての子供たちにとって、より一層気持ちよく生活し学習できる場とするために【学習マナー・生活マナー】を全校一斉に展開して参ります。
 保護者会の全体会でもお話しさせていただきましたが、マナーとは、人々が気持ちよく生活していくために必要な最低限のルールです。子供たちが学校で自分の可能性を最大限発揮していくためには、頑張ろうとする意欲を妨げる要因をできるだけ取り除いていかなくてはなりません。その意欲を妨げる最大の要因は、学習するときに学習できない雰囲気であること。落ち着いて生活するべきなのにそうでない雰囲気であること。お互いに認め合ったり高めあったりするべきなのにそうでない雰囲気であること。です。
 そこで、このような要因を取り除くために最も効果的なルールとは何か。検討を行い。今回【学習マナー・生活マナー】として子供たちに示すこととしました。
 5月10日の全校朝会で、子供たちに説明し、その後一斉に取り組んでいきます。内容については、ご家庭にも後日お知らせいたしますので、ご理解とご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
 今回、このようなマナーを徹底していくことを通して、子供たちに○欲求や行動を自分自身で制御する力○欲求不満やストレスに耐える力○根気強く目標実現に向かって努力していく意志の力も同時に身につけていってほしいと思っています。将来、社会の中で多くの人々と高め合い支え合っていける資質を身につけ、心豊かな生活を送ってもらうためにも。
 なお、この【学習マナー・生活マナー】は、必要最低限のルールとしています。ですから、これだけ守ればよいというわけではありません。これまでの「よい子のやくそく」もそのまま残りますので、よろしくお願いします。
 新しい学年を頑張ろうという今の子供たちの気持ちを大切に、子供たちにとってより魅力のある学ぶ楽しさのある学校を目指して参りますので、ご支援のほどをどうぞよろしくお願いいたします。