幼稚園の遊びや生活を充分に楽しむためには、道具を正しく扱う技が必要です。年少組は今まではお家の人が助けてくれていたものを一人で扱うようになります。ハサミは遊びに欠かせない道具の一つ。はじめは小さな紙をチョキチョキ切ることを繰り返していますが、そのうち必要に応じて切り取ったり、切り抜いたりできるようになります。また、カセットデッキでテープをかけるには操作技術が必要になります。今は先生に教えてもらいながらかけていますが、だんだん慣れてくると、歌ったり踊ったりする時に自分で操作するようになります。CDではなくカセットです。こうして遊びながら道具の仕組みがわかり適切に操作できるようになります。年少組は只今、お箸も頑張りはじめました。ご家庭でも自分でやろうとする姿を認め、誉めて身に付くようにして行きましょう。