北方領土に関する学習
北方領土問題に関する学習
○北方領土現地視察学習会(R7.7.30~8.1)
1日目(7.30)
初日は、早朝に発生したカムチャッカ半島の地震による津波警報で出発できるか不安でしたが、ほぼ定刻通りに出航しました。しかし、現地では海沿いの国道が封鎖され、元島民の方の話や施設見学が中止となり、バス移動中のDVD(元島民の話)での学習が中心となりました。
2日目(7.31)
2日目は、国道の封鎖は解除され、知床・羅臼ビジターセンター、標津サーモン科学館、野付半島、二ホロに行きました。バス移動中には、映画「ジョバンニの島」が上映され、当時の様子を知ることができました。二ホロでは、施設見学の他、根室高校の北方領土研究会の生徒による発表を聞き、学びを深めました。
3日目(8.1)
最終日は、いよいよ根室半島の先端である納沙布岬に向かい、四島(しま)のかけはしを見て、北方館・望郷の家、北方領土資料館で館長の説明を聞き、さらに学びを深めました。あっという間の3日間で、一緒にこの問題に向き合った仲間と別れるつらさはあるけど、また一緒に議論ができるといいですね。
番外(根室市にある看板)
根室市には、あちこちに上のような看板が見られます。また、道路標識は英語だけでなく”ロシア語”で標記されていて、ロシアの人たちとの交流が盛んであることが伝わってきます。北方領土に住むロシア人は、ロシアからのサポートより、日本との関係を築いていきたいようです。それも、道路はなかなか舗装されないし、トイレはいまだに水洗ではないところが多いためだそうです。そのため、日本に買い物にくるそうです。
○二之江中フェスタ(R7.10.25)
現地視察学習会の体験報告会と映画「ジョバンニの島」の上映会を行いました。また、都民会議の方からお借りしたパネルを展示し、北方領土問題に少しでも関心をもってもらう取組をしました。
○全校朝礼(R7.10.27) 全校生徒に向けて、現地視察学習会の体験報告会を行いました。聞き手の生徒たちは、静かに真剣に耳を傾けていました。