今日の五中

入学式 式辞・入学のことば・歓迎のことば

公開日
2022/04/07
更新日
2022/04/07

できごと

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4月7日(木)はれ【校】
○入学式
 第65回入学式の様子を掲載します。
【学校長式辞】 
『春の訪れを感じる今日の良き日、第65回入学式を挙行するに当たり、区議会議員藤澤進一様・小俣則子様、PTA会長 ○○様をはじめ本校を支えて下さる方々のご臨席、そして多くの保護者の皆様のご列席を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。新入生・保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。進入生の皆さん、私とあいさつを交わしましょう。あいさつには魔法の力があります。『おはようございます。』先ほど、新入生99名の決意のこもった大きな返事を聴き、とても嬉しい気持ちで皆さんの入学を認めました。私の信念は、どの子も育つです。
どの子も育つ親しだい どの子も育つ指導者しだい どの子も育つ自分しだい
 これは、音楽教育家の一人、鈴木鎮一さんの『愛に生きる 才能は生まれつきではない』という本の中の言葉です。20年前の私の心に強く響きました。これからも教師という道を歩み続けるのであれば、この信念を大切にしようと、その時、私は心に決めました。どの子も、育てかた次第でよく育つ可能性をもっている。つまり人は環境によって育てられるという考えです。環境すなわち眺望は人を養う、ということです。
小岩五中は五年前の開校60周年より計画的に学校環境の整備に取り組んでいます。学校庭園『兼五園』。体育館・プールの改修、理科室の改修、六組新教室、そして、現在工事中のサーキットコースの整備等です。みなさんが、学校教育目標に掲げる、健やかな人、知性に富む人、心豊かな人、勤労を尊ぶ人になれるよう、教職員一同、力を合わせて、『どの子も育つ指導者しだい』の信念を共有し指導してまいります。
この後、新入生を代表して『〇〇〇〇』さんから入学の言葉、そして在校生を代表して『〇〇〇〇』さんからは歓迎の言葉があります。代表ということは『自分自身』ということでもあります。新入生・在校生の皆さんは、代表生徒の思いを自分のこととして胸に刻み、小岩五中で毎日を過ごしてほしいと思います。
 保護者の皆様、本校の教育活動に対するご理解をいただき、そして、ご支援ご協力をお願いいたします。尚、皆様からの学校への質問や苦言は我が子への愛情からくるものであると日頃より教職員には伝えています。困ったことがあれば、まずは、担任・顧問・学年主任に声をかけてください。学校と保護者のボタンの掛け違いは禁物です。どうぞ、教職員を信頼して下さい。
 最後に、新入生の皆さん、2週間前、新入生入学前登校で私に見せてくれたの話を聴く態度には、とても感心しました。みなさんは可能性のかたまりです。個性とわがままは違うという事を正しく理解し行動すれば、そして自分自身を磨き続ければ、今以上に輝きを増すことができます。人と人との対話・コミュニケーションは、あいさつから始まります。3年間、自分自身の個性を友達・先輩と共に磨いてください。新入生のみなさん。保護者のみな様、本日は、ご入学まことにおめでとうございます。』
【入学の言葉】 
『明るい春の日差しとともに私たちは、江戸川区立小岩第五中学校の入学式を迎えています。本日はこのような立派な入学式を行っていただき大変感謝しています。
 先日、私たちは小学校を卒業しました。六年間も通っていた小学校を卒業し、これから中学校という未知で新しい世界に踏み込もうとしています。考えるとやはり、不安は尽きません。しかし、そのような不安も楽しみながら一歩一歩しっかりと進んでいきたいと思います。不安もあるとはいえ、楽しみにしていることもあります。私が中学校生活で特に楽しみにしているのが行事です。新しい仲間と協力して頑張ったり、楽しんだりして仲を深めることがとっても楽しみです。そのような事を考え、胸を膨らませている今日この頃。私たちは、ここにいる九十九名の仲間と助け合い絆を深めていきたいと思っています。
 中学校という新しい場へきて、緊張しますが何事も始めが肝心。私は、自分の中で大事にしていることがあります。そのうちの一つ、あいさつと感謝を忘れずに、です。あいさつと感謝。それは一見、当たり前のようだけれど、そのような事こそしっかりと見直すべきであると思います。中学校という慣れないところでも、相手に伝わるようなしっかりしたあいさつや感謝ができるようにしたいと思います。このことも自分自身の中で大きく掲げて中学校生活をスタートし、より良いものにしたいと思っています。そして、勉学や部活動にも全力をだし励んでまいります。さらに、積極的に物事に取り組み、小岩第五中学校にふさわしい生徒になれるよう努めていきます。
 改めまして本日はこのような素敵な入学式を行っていただきありがとうございます。私たちなりに頑張っていきますので、どうか見守っていてください。石井校長先生、先生方、上級生の皆さん、並びに来賓の方々、これから私たちのことを温かく、そして時に厳しくご指導していただきますようお願いします。
 私たちもこれから三年間、何事にも全力で取り組み、素晴らしい中学校生活を送ることを誓います。』
【歓迎の言葉】 
『 温かな心地よい風が頬に感じられる季節となりました。このようなよき日に皆様がご入学を迎えられましたことを、在校生一同、心よりお祝い申し上げます。皆さんと一緒に中学校生活を送れることをとても楽しみにしていました。
 今、皆さんはこれから始まる中学校生活に大きな期待と不安を抱いていることと思います。私も二年前皆さんと同じような思いを胸に入学式を迎えました。
 さて、この場を借りて、新入生の皆さんに向けて、先輩という立場からアドバイスをしたいことが二つあります。
 一つ目は「自立すること」です。
 中学校では、小学校と違い、勉強や部活動、普段の生活など自分で考えて行動することが多くなります。たとえば小学校のとき、面談は親がしていましたが、これからは先生と生徒の一対一の二者面談や三者面談になります。そのような場面では、自分の意見を話したり、決めたりということが多くなります。また、私自身について振り返っても中学に入るまでは親に聞いてばかりだったので中学生になって何をすればいいのかわからないことが多々ありました。ですから、自立することを意識して生活してみるといいでしょう。
 二つ目は「自信をもつこと」です。
 中学校では、定期テストがあったり、放課後には部活動があったり、小学校とは異なる点がたくさんあります。その中で「友だちができるかな。」「勉強と部活動両立できるかな。」などといろいろな不安を抱いている人が多いのではないかと思います。しかし大丈夫です。学校行事や授業などを受けていくうちに自然に話す友だちができています。そして定期テストについては、最初は慣れないかもしれませんが、繰り返していくうちに自分なりに「テスト勉強の仕方」や「勉強と部活動の仕方」などがわかってくると思います。習うより慣れろ、ということわざのとおりです。だから自信をもってください。自信をもつことで勉強や部活動などいろいろなことがプラスに転じると思います。
 最後に、中学校生活は小学校生活の半分の三年間です。一日はあっというまに過ぎ、気づいたら一年たっています。悔いの残らないように、楽しかったと思える中学校生活を送るために一日一日を大切に過ごしてください。私たち在校生と一緒に頑張っていきましょう。
 以上で歓迎のことばとさせていただきます。』