連覇達成!
- 公開日
- 2013/12/13
- 更新日
- 2013/12/13
できごと
12月8日、新木場にあるBumB夢の島体育館で第47回東京都教職員文化会バレーボール中央大会が開催され、本校、教職員チームが昨年度優勝の特権から第一シードとして参加しました。
開会式では、必ず小岩三中の校長室に昨年に続き優勝旗を持ち帰ることを心に誓いながら優勝旗を返還し、選手宣誓を行いました。
宣誓
私たち教職員一同は、スポーツマンシップに則り、日頃子どもたちに向けている情熱、想いを力にし、正々堂々と戦うことを約束します。そして、東京オリンピックの聖地となるこの会場で戦えることを誇りに思い、審判をしてくださる、バレーボール協会の方々、企画・運営をしてくださる教職員文化会の方々への感謝の想い胸に、精一杯全力で戦うことを誓います。
選手代表 江戸川区立小岩第三中学校 ○○ ○○
最初の相手は、調布市立第三中学校です。
第一セットは、12−15で落としました。試合前、この試合は気を抜くと危ないという声があがっていました。相手のセッター、2枚のスパイカーは、バレーボール経験者です。ブロード、コンビ、B・Dと多彩な攻撃にあい、あっという間に1セットが終わりました。このままでは負けてしまう。1回戦敗退が頭をかすめました。セット間の2分30秒の休憩が三中を奮い立たせました。若手教員の眼が星飛雄馬のように燃えているのです。いつやるの、いまでしょ。この瞬間、三中の勝利は決定的なものになりました。
第二セットは15−9、第三セットは15−12と2対1で勝ちました。この勢いは止めることができません。
順々決勝は、羽村市立栄小・武蔵野小の合同チームです。第一セット15−5、第二セット15−7のストレート勝ち。
準決勝は、都立一橋高等学校です。この試合から15点から21点に変わりました。
第一セットは21−10、第二セット21−12のストレート勝ちです。
決勝は、あこがれの都立深沢高校です。
会場にあふれる、深沢高校名物の応援。負けじと三中名物?教職員・PTA合同応援団、そして「ファイト小岩三中」の横断幕。準備は整いました。
第一セットは21−13、第二セット21−19となり優勝しました。同時に二連覇達成です。この瞬間、東京都公立学校2186校の頂点に立ち、東京都で一番強い学校になりました。
この日のために、練習試合を2回組みました。
この日のために、5回練習をした一部の先生。
この日のために、バレーシューズを購入し刺繍で名前を入れた先生。
この日のために、廊下を歩きながら50肩を調整していた先生。
この日のために、30分「木の葉落とし」を練習した先生。
この日のために、選手宣誓の文を考えていた先生。
この日のために、メンバー全員で練習したことはありません。
では何故勝てたのでしょうか…。そして、連覇できたのでしょうか…。
それは、当日、応援のために様々な心遣いをしてくれた教職員の皆さんの気持ち、会場で細かな配慮をしてくれた応援団のみなさんの気持ち。そして、三中の底力を信じたチームメートの気持ちが一つになったからです。
翌日、学校は普段と変わることなく「江戸川区で一番面倒見の良い学校」を目指していました。来年は、三連覇を目指します。