命を大切に
- 公開日
- 2013/07/16
- 更新日
- 2013/07/16
できごと
命を言葉で表現する。みなさんは、どんな言葉を思い浮かべますか。
高度経済成長期、『 人の命は、地球より重い 』という言葉が新聞やテレビで取り上げられました。
今、体育館で『命』の詩を教材に道徳地区公開講座を行っています。
『命…電池が切れるまで』〜病気とともに明るく そして精一杯生きた娘〜の授業です。
命はとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ でも電池はいつか切れる 命もいつかはなくなる 電池はすぐにとりかえられるけど 命はそう簡単にはとりかえられない 何年も何年も 月日がたってやっと 神様から与えられるものだ 命がないと人間は生きられない でも 『いのちなんかいらない。』 と言って 命をむだにする人もいる まだたくさん命がつかえるのに そんな人を見ると悲しくなる 命は休むことなく働いているのに だから 私は命が疲れたと言うまで せいいっぱい生きよう
長野県立こども病院の院内学級で作られた宮越由貴菜さんの遺作『命』の詩を題材に6時間構成で取り組み、この日は、最後の2時間授業です。長野県より母親の宮越陽子さんをお招きし、講演をして頂きました。
授業の最後は、音楽の授業で取り組んだ合唱『命あるかぎり』を全校生徒で熱唱しました。生徒一人一人が宮越さんのお話、そして合唱を通して『命』について考えることができました。
『命はとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ…』命より