学校日記

2年理科 化学変化に伴う熱の出入り

公開日
2012/10/11
更新日
2012/10/12

できごと

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2年1分野の化学分野の最後の実験です。最初の写真の温度計が60度を示しているのがわかりますか?これは、鉄粉と活性炭の混合物に食塩水を加えながらガラス棒でかき混ぜたところです。どんどん温度が上昇し最終的に75度位になりました。これは、冬場に活躍するカイロの原理です。ここでは、ガラス棒でかき混ぜたことで鉄粉が空気中の酸素と結び付く化学変化が起こっています。この時、周囲に熱を放出しているのです。
一方、中央の写真の温度計は-2度を示しています。この実験では、試験管の中に塩化アンモニウムと水酸化バリウムという2種類の混合物の中に水を入れました。すると温度は下がり始め写真のようになりました。この時、鼻をさすような臭いがします。これは、アンモニアの発生によるものです。この化学変化では、周囲の熱を奪い取り反応が進ます。救急箱の中にある冷却パックは、袋の中の袋を叩きわることで化学反応が起こり氷が無くても患部を冷やすことが出来ます。
これらの実験のように、化学変化が起こる際には熱の出入りが伴います。カイロのように温度が上がる場合を発熱反応、冷却パックのように冷たくなる反応を吸熱反応といいます。台所にあるものでも吸熱反応を確かめられます。下の写真のように手のひらに、重曹とクエン酸の混合物に少量の水を加えるとシュワシュワと炭酸を出しながら反応が起こり、かつヒンヤリ冷たさを感じます。ご家庭でも簡単に出来ます。試してみてください。

この後の授業は新しい分野、電気の世界に入ります。乾電池と豆電球などを用いて色々な回路を作って見るところから始めます。

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