学校日記

2年理科 金属ナトリウムの性質

公開日
2012/05/07
更新日
2012/05/07

できごと

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 周期表では、並んだ縦の列にある原子の科学的な性質が似ていることを学びました。例えば、1列の原子(Li Na K Rb Cs Fr)は、アルカリ金属と呼ばれていて、とても反応性に富んだ仲間です。一番右側18列の原子(He Ne Ar Kr Xe Rn)は希ガスと呼ばれ、先程とは対照的に他の物質とも反応せず安定した性質です。
 今回は、アルカリ金属の中のナトリウムの性質について調べました。ナトリウムは水と激しく反応するため灯油の中で保存されています。鉄や銅などの金属はカッターは歯が立ちませんが、ナトリウムの塊は容易に切れます。切った面は金属特有の光沢が見られます。ただすぐに空気によって酸化されてしまいます。小さく切ったナトリウム片を水の入った試験管に入れると激しく反応して気体が発生します。この気体を別の試験管に集め、マッチの火を近づけると激しく音をたて燃えます。このことから、この気体は水素であることがわかります。また、ナトリウムが反応した水にフェノールフタレイン溶液を加えると鮮やかに赤くなります。このことから、この水溶液はアルカリ性である事が確かめられました。
 最後に、水で湿らせたろ紙で蒸発皿を被いの、その上にナトリウム片を置き上からビーカーをかぶせます。暫くすると丸く転がりながらナトリウムが反応し、さらに火を上げ、ビーカーが白煙で充満しました。同じ金属でも、鉄などとは全く違う性質に触れることができました。次回は、前回行った赤ワインの蒸留の実験で、最後に逆流が起きた現象の原因について考えます。

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