1年理科 白い粉の正体?
- 公開日
- 2011/12/20
- 更新日
- 2011/12/20
できごと
今学期最後の理科の授業では、4種類の白い粉が何であるかを区別する実験を行いました。白い粉といっても、台所になる身近な粉 「白砂糖」「グラニュー糖」「片栗粉」「食塩」を扱いました。物質を区別する一般的な手段として、
1. 形や状態を観察する。
2. 電気を通すか、磁石につくか調べる。
3. 質量や体積をはかる。
4. 水に入れた時のようすを調べる。
5. 熱した時の様子を調べる。
6. 薬品を使って反応の様子を調べる。
などの方法がとられます。
今回はこの4種類の白い粉を区別するために、「見た目や手ざわりを調べる」「水に入れた時の様子を調べる」「加熱した時の様子を調べる」の方法で確認しました。生徒たちは、見た目の様子から片栗粉はすぐに判断していました。ただし、見た目がほとんど同じサラサラで粒状のものは、区別に苦しんでいました。水の中に入れた時の様子では、白く濁るものが1つあり、他はよく溶けました。加熱のときの様子では、しばらくすると甘いにおいを出しとけ出し茶色く変化したものが2つありました。さらに加熱を続けると、茶色が黒く焦げ出しました。
生徒たちは、実験結果からこの4種類が何であるか意欲的に考え、自分の意見をしっかりまとめていました。ちなみに、グラニュー糖の”グラニュー”は”粒状の”という意味があります。3学期の授業は、気体の性質から学習が進みます。これからも、進んで実験に取り組み、様々な自然現象を考察していきましょう。