学校日記

【3年生 社会】主権者としての意識を高める!「選挙と私たちの未来」を考える公民の授業

公開日
2026/10/16
更新日
2026/10/16

授業の窓

本校では、生徒一人ひとりが社会の一員としての自覚を持ち、未来の社会について主体的に考える力を育むため、日々さまざまな工夫を凝らした授業を行っています。今回は、「選挙」をテーマにした授業の様子をご紹介します。

​1. 身近な疑問からスタートする「自分事」の学び

​授業の導入では、「選挙権は何歳から?」「皆さんは実際に選挙に関心がありますか?」という教師からの問いかけから始まりました。

「18歳から」「若者の意見を政治に反映させるため」といった生徒たちからの活発な発言を引き出しつつ、実際の投票率のデータや、自分たちの世代の関心の度合いをクラス全体で可視化。生徒たちは、政治や選挙を「遠い大人の世界の話」ではなく、自分たちの直面している課題として捉え直すことから授業に入っていきました。  

​2. データから読み解く、現代選挙のリアルな課題

​授業の中盤では、資料集を活用しながら、1967年と近年の投票率の比較や、少子高齢化がもたらす影響についてグループや全体で考察しました。

「すべての年代で投票率が低下している傾向」や、「若い世代の人口が少ない上に投票率が低いことで、若者の声が政治に届きにくくなってしまう『シルバー民主主義』の構造」といった、現代社会が抱える本質的な課題に直面します。また、地方における「無投票当選」の割合や、ネット選挙運動の解禁に伴う情報の変化など、ニュースで耳にする現代的なトピックにも触れ、多角的に選挙制度の現状を学びました。  

​3. 「どうすれば投票に行くか?」未来を変えるアイデアの共有

​授業の後半では、「かつては限られた人しか持てなかった選挙権が、先人たちの努力によって『国民の権利』として勝ち取られたものであること」の歴史的背景と重みが共有されました。

その上で、「自分たちがどうすれば選挙に足を運ぶようになるか」「投票率を上げるための制度や工夫(ショッピングモールでの投票やネット投票、分かりやすい情報発信など)」について意見を交わしました。生徒からは、「身近なところで投票できたら行きやすい」「候補者の政策をもっと知る機会がほしい」といった柔軟なアイデアが飛び出しました。  

​おわりに

​今回の授業を通じて、生徒たちは「一票の重み」や「自分たちの選択が未来の社会を形作る」という主権者としての意識を大いに刺激された様子でした。本校ではこれからも、社会の課題を我が事として考え、主体的に行動できる力の育成を目指してまいります。