本日５校時に、１・２年生を対象とした「命の大切さを学ぶ教室」が実施されました。
　講師として、２年前に息子さんを交通事故で亡くされた、深迫祥子さんをお迎えし、ご講演いただきました。
　息子さんは東京でバリスタとして活躍し、地元の熊本でコーヒーショップを開くのを夢見ていた矢先、勤務先の駐車場でトラックにひかれ、亡くなられたそうです。
　事故の悲惨さや、その後のつらいお気持ちや経験などを切々と話され、涙を浮かべながら耳を傾ける生徒もみられました。
　「命があるから、何でもできる」「今、ここに生きていることは奇跡」という励ましの言葉は、生徒一人一人の胸に刻まれたことと思います。
　深迫さんは現在、息子さんの夢を引き継ぐ形で、昨年ご家族で熊本にコーヒーショップをオープンするとともに、息子さんの気持ちを代弁するための講演活動を続けられているそうです。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。