4月26日(金)の給食
- 公開日
- 2019/05/14
- 更新日
- 2019/05/14
今日の給食
《 献 立 》
・油麩丼
・牛乳
・笹かまぼこのカレーパン粉焼き
・おくずかけ
・ずんだ白玉
☆今日は宮城県の郷土料理献立です。☆
◎油麩丼…「油麩(あぶらふ)」は、宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、小麦粉に含まれるたんぱく質成分「グルテン」を、油で揚げて作る揚げ麩です。一般的な油麩はフランスパンのような形をしており、煮物や炒め物をはじめ、様々な料理に使われます。現在は年中食べることが出来る食材ですが、昔は暑い時期の肉の代わりの貴重な栄養源でした。
◎笹かまぼこのカレーパン粉焼き…「笹かまぼこ」は宮城県の代表的な特産品です。旧仙台藩主伊達家の「竹に雀」の家紋に描かれている笹にちなみ、名づけられました。
◎おくずかけ…数種類の野菜や、豆腐、油揚げ、豆麩などをだし汁で煮込み、白石温麺(宮城県南部の白石市で作られる特産品。江戸時代、白石に住んでいた大畑屋鈴木浅右衛門が、胃腸の弱い父親のために考案した麺で、製造過程で油を使わないのが特徴です。高級品なので、給食では素麺を使います)を加えてとろみをつけた、具だくさんの汁物です。県の南部を中心に、彼岸やお盆の時期に食べられる代表的な郷土料理です。
◎ずんだ白玉…ずんだは、枝豆から作られる緑色の餡のことで、これを餅に絡めた「ずんだ餅」は宮城県の郷土菓子として人気があります。