《　献　立　》
・菜の花ご飯
・牛乳
・さんが焼き
・ピーナッツ和え
・わかめのすまし汁

☆今日は千葉県の郷土料理献立です。☆

・菜の花ご飯…千葉県の房総半島の南端では、古くから菜の花が生産されてきました。特に南房総の海岸線は「フラワーライン」と呼ばれ、その名の通り道の両側に菜の花畑が続く美しいドライブコースとして人気があります。

・さんが焼き…海岸沿いの房総半島には、漁師さんの生活に根ざした料理の数々が残されていますが、その一つに「なめろう」があります。獲ってきた鰯や鰺などの新鮮な魚を三枚におろして包丁でたたき、ねぎやしょうが、味噌を加えたものです。とても美味しく、皿までなめたことからこの名前が付いたという説もあります。
このなめろうをアワビの貝殻に詰め、焼いたものを「さんが焼き」といいます。給食では殻には詰めず、ハンバーグのように焼いて作ります。

・ピーナッツ和え…現在、国内の落花生流通量は、全体の９割が外国産で、国内産は約１割程度となっていますが、その国内産の約８割が千葉県で生産されています。特に八街市が収穫量も多く、味が良いことで有名です。