2学年の先生から(4/9)
- 公開日
- 2020/04/09
- 更新日
- 2020/04/09
お知らせ
2年生のみなさんへ
2学年 W . M より
こんにちは。みなさん元気に過ごしていますか。
6日の始業式の日には、久しぶりにみんなと過ごすことができてとても嬉しかったです。私は前日から緊張とワクワクでほとんど眠ることができないくらいでした…。
ただ、その時間は本当にあっという間で、みんなが帰ってしまうと、学校はまたとても静かな空間になり、今は寂しい気持ちです。「みんなどんなことをして過ごしているのかなあ」とか、「早くまたみんなと授業をしたいなあ」とか、そんなことを考えて日々過ごしています。
話は少し変わりますが、今回の新型コロナウイルスの影響で、多くの人がこの短期間に様々な「決断」をしているということを最近感じています。7日には、安倍首相が緊急事態宣言という大きな「決断」を下し、学校も休校措置という「決断」を余儀なくされました。感染リスクを回避するために、様々な企業がテレワークに切り替えたり、マスクの品薄状態を改善するためにマスクの製造に急ピッチで取り掛かったりしています。
私は今回のこのコロナの影響を受けて、改めて「決断」することの大切さを痛感しています。「決断」は「決めて断つ(たつ)」と書きます。つまり、決めるという行為にはそれ以外の選択肢を断ち切るという意味もあります。だからちょっと勇気がいるし、それが大きなものであれば、不安や恐れもありますよね。ただ、決めることで前に進むこともできます。裏を返せば、決めないと現状は変わりません。
少しだけ自分自身の話をすると、私はこれまでの人生で大きな「決断」を2つしました。一つはアメリカ留学、もう一つは教師になること。どちらも本気の「決断」でした。アメリカ コロラド州以外にも留学先の選択肢は沢山あったし、就職も色々な道が目の前にはありました。だから本気で考え、他の選択肢は勇気をもって断つことで、覚悟を決めることができました。
この休校中、みなさんにも是非、何かを「決める」ことを意識して欲しいと思います。始業式で校長先生からお話があったように、ただなんとなく時間を過ごすのではなく、どうしたら充実した時間を過ごせるか考えてみてください。どんなに些細なことでも構いません。たとえば、「いつもはカテガク1ページだけど、今日は2ページやろう」とか、「今日は夕飯の準備を手伝ってみよう」とか、ごく日常のことから積極的に決めて取り組んでみてください。ただなんとなく1日を過ごしてしまうよりも、ずっと充実感を得ることができるはずです。
私も次にみなさんに会う時に、こんなことに取り組んだ、挑戦したと胸を張って言えるように毎日を過ごし、自己研磨に努めます!まずは、家の断捨離を終わらせること、積読本(つんどくぼん)を読むこと、みんなが使う3階フロアを綺麗に掃除することから取り掛かります!
さあみなさんも今日一日をどんな風に過ごすか決めてみてください。
決めた分だけ人生は面白く、豊かなものになりますよ☺