学校日記

山疎会の皆様との交流授業 3・6年

公開日
2020/11/28
更新日
2020/11/28

校長室

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310094/blog_img/2960109?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310094/blog_img/2962560?tm=20240305134736

 11月26日(木)に山疎会の皆様との交流授業を行いました。「山疎会」とは、戦時中、第三葛西小学校から山形県鶴岡市に学童疎開をしたご経験をお持ちの皆様の会です。三葛西小では、毎年皆様をお迎えして、全校児童で山疎会集会をし、疎開の時のお話などをうかがっています。
 しかし、今年は全校でお聞きすることができないため、代表して特に学習に関係が深い3・6年が交流させていただきました。
 1時間目は3年生。社会科で昔のくらしの学習をします。昔の遊びや生活、そして三葛西小の昔の様子をうかがいました。学校は6教室しか無かった、学校の周りには川があった、学校を造る時に盛り土をするために土を掘り、校庭には池ができた、学校の近くに養魚場がたくさんあって、台風が来るとたくさん金魚が出て来てしまった…などなど。稲荷神社や船堀街道の昔の写真も見せてくださいました。
 2時間目は6年生。歴史を学習しているので、戦時中や疎開での暮らしや様子を中心にお聞きしました。疎開へ行くとき、最初は遠足気分だったけれど、だんだん悲しくなり、夜になって泣いていたというお話には戦時中の子どもたちの心の様子がうかがえました。爆撃機や防空壕の話、食べ物が少なかった話、鶴岡まで汽車で10時間かかった話…などなど、いろいろと伺いました。
 これまでとは違った形でしたが、学年ごとに質問などができ、充実した学習となりました。山疎会の皆様、本当にありがとうございました。来年もまたお話をうかがいたいと思います。
 また、3年生全員に、手作りのマスクをプレゼントしていただきました。たくさんのマスクを見て、びっくりしました。3年生に合うようにと布を選んでくださったそうで、子どもたちはとても喜んでいました。どうもありがとうございました。