夏休み中ですが、少し目が覚める話題を。
４月に実施の「全国学力・学習状況調査（略称・全国学テ）」の結果が示され、報道もされています。詳細は本HPでも授業改善の取組みとしてお伝えしますが、６年生の子供たちの頑張りがよく表れていました。

ここでは、特に子供たちが大きくつまずいた２つの問題を紹介します。「６６÷３の十の位の上にたてた２はどんな計算の結果なのか」（答えは６０÷３）「テープに作った二つの三角形の面積はどうか」（答えは同じ）。
どちらも、本校６年生の正答は４割にとどまりました。単に「計算をして答えを出せる」だけでなく、計算や面積の「その意味」までを考えさせ、理解させる日々の算数指導の大切さを痛感しました。

一生涯を生きていくための「基礎的な学力」を確実に身につけさせることは、義務教育の学校の重要な責務です。夏休み明けには、３年生全員の「かけ算九九」を改めて確かめ、合格証を渡そうと思います。