ごはん　手作り五色ふりかけ　牛乳　とんてき　ちゃつ　僧兵汁

　今日は、三重県の郷土料理給食です。
副菜は、「ちゃつ」です。「楪子」は懐石料理でつかう器で、端反りの浅い木皿にやや高い足代をつけたものです。これに盛り付けて出されていたことから、「ちゃつ」と言われるようになりました。たくさん根菜や油揚げなどのいろいろな食材が入るので栄養的に優れています。材料を酢、砂糖、塩、水でさっと煮て作ります。
汁ものは、「僧兵汁」です。イノシシなどの肉と季節の野菜を入れた、みそ仕立ての汁です。平安時代から戦国時代にかけて修行する数百人もの僧兵(武装した僧侶)たちが力がつく食事として食べたのものが「僧兵汁」の由来とされています。