生まれたばかりの頃は３～５mmほどの大きさだったのに気付けば６㎝くらいの大きく立派なかいこになっていました。そのカイコたちも今となってはまゆを作り、現在は全てのカイコがまゆになりました。子どもたちは桑の葉をあげたり、糞の掃除をしたりと懸命にお世話をしてくれていたこともあり、まゆになったときは寂しそうな顔をしている子どももいました。また、この飼育を通して、苦手だったカイコに触ることができた子どももいました。その子どもたちは直接触れるのはこわいけど、桑の葉を取りに行ったり、掃除の世話をする中で、だんだんとカイコに対して愛着が湧いていき、最後には自ら「触ってみたい」と言うまでになりました。子どもたちにとって経験や体験というのは本当に大事だと実感しました。また、何か生き物を育てましょうね。