学校日記メニュー

学校日記

うきたの給食 10.6 *郷土料理〜岩手県〜

公開日
2023/10/06
更新日
2023/10/06

学校生活

今日の献立
* ひじきごはん
* にんにくみそのとうふでんがく
* やさいのなんぶづけ
* いものこじる
* りんご
* 牛乳




今日の給食は、日本で古くから伝わり、食べられている「郷土料理」を取り入れた給食です。今月は岩手県の郷土料理です。


岩手県は、東北地方に位置し、日本で北海道の次に面積が大きい県です。また、北から南までの距離は189キロメートルと、南北に長い県です。そのため、地方ごとにさまざまな郷土料理があります。


主菜の「とうふのでんがく」は、久慈市あたりの郷土料理です。厚めに切った硬めの豆腐に、にんにくをきかせた味噌を塗って炭火で焼きあげます。ごはんのおかずに、ドライブ途中のおやつに…と、岩手県の人たちに広く愛されている料理だそうです。
実際、栄養士が岩手県を訪れた時も、露店で、豆腐田楽が売られているのを何度か目にしました(そして焼きたての豆腐田楽のおいしかったこと…!)。


汁物の「いものこじる」は、岩手県や山形県では、秋になると、河原など外で仲間とこれを作る集まりがみられるほど、秋のイベントにもなっている料理です。いものことは小さい里芋のことで、肉や野菜といっしょに煮た「いものこじる」や「いもに」は、里芋がとれる秋には、かかせない料理です。


給食ではみなさんが食べやすいように、少しアレンジを加えている料理もありますが、岩手県の味、いかがだったでしょうか。


豆腐の田楽はまず、だしと醤油、みりん、砂糖で下煮をしてから、上に甘めのにんにく味噌を塗って焼きました。にんにく味噌の味付けは、実際に栄養士が岩手県で食べた豆腐田楽の味付けを参考に作成しています。味噌を焦がさないように、調理員さんが上手に焼いてくれたので、豆腐もやわらかく、とってもおいしく仕上がりました!


クラスを回っていると、豆腐の田楽を食べて「これめっちゃおいしい!!」「おみその味がいい〜!」と話してくれる子や「ごはんがおいしい!」「スープがだしがきいていておいしいです!」と話してくれる子が多く、ほっとしました。
今日は全校的にもよく食べてくれていました。どの食缶も空っぽというクラスも複数ありました。子供たちが日本に古くから伝わる料理を受け入れ、おいしいと食べてもらえることは、栄養士としてとてもうれしく思っています。