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学校日記

うきたの給食 6.26 *郷土料理〜沖縄県〜

公開日
2023/06/26
更新日
2023/06/26

学校生活

今日の献立
* くあじゅうしぃ[炊き込みご飯]
* とうふチャンプルー
* ゴーヤのカレーチップス
* イナムドゥチ[沖縄の豚汁]
* パイナップル
* 牛乳




今日の給食は、1食まるごと沖縄県の郷土料理、ふるさとの味を取り入れました!


沖縄県は、古くから中国や東南アジアなどと交流があったため、食生活でもこれらの国からさまざまな影響を受けてきました。

そんな沖縄料理の特徴は、なんといっても「沖縄料理は豚に始まり豚に終わる」「鳴き声以外は食べつくす」といわれるほど、豚肉中心なところです。沖縄県の豚肉消費量は日本一で、それが県民の長生きの秘訣ともいわれます。
また沖縄県は、豆腐の島とよばれるほど、豆腐も食生活に欠かせない食材です。チャンプルーや揚げ物など、実に多くの料理に使われます。


今日の給食の「くあじゅうしぃ」は、沖縄風の炊き込みごはんです。「じゅうしぃ」とは沖縄県の方言で、具の入ったごはんのことをいいます。豚肉がごろっと入った、うまみたっぷりのごはんです。

チャンプルーとは、沖縄の方言で炒めもののことです。沖縄県では「島豆腐」という、硬めの食感の大きな豆腐を使いますが、給食では押し豆腐で代用し、もやしやにら、卵と炒め合わせました。

沖縄県を代表する野菜「ゴーヤ」は、今年は薄く切って片栗粉をまぶして揚げ、カレー塩をまぶして食べやすく仕上げました。

汁物の「イナムドゥチ」も、豚バラ肉を使った具だくさんの味噌汁です。「イナ」は「いのしし」、「ムドゥチ」は「もどき」という意味で、もともと豚肉ではなく、イノシシの肉を使っていたところから、この名前がついたそうです。昆布だしと豚骨だしを合わせて使ったため味に深みが出て、また豚肉のうまみがたっぷり出ていて、おいしく仕上がりました。



給食向けにアレンジしてありますが、給食を通して、日本各地や世界の食文化に触れ、自分たちが普段食べている食事との違いなど、多くのことを感じ取ってもらえるとうれしいです。