今日の献立
＊ おやこどん
＊ こまつなのごまずあえ
＊ はんぺんのすましじる
＊ メロン
＊ 牛乳




今日の給食のデザートは、今年度初登場のメロンです。給食では食べやすいように、調理員さんが皮に沿って切れ込みを入れてくれています。


メロンは、ちょうど今ごろから7月ごろにかけて旬を迎える果物です。
メロンの歴史は古く、なんと古代エジプトの時代から栽培されていたそうで、メロンの1種「ハミウリ」は、シルクロードを行き交う隊商のビタミンや水分補給に欠かせないものだったそうです。
このようにメロンには、約90%を占める水分のほか、エネルギーとなる糖質や疲労回復に効果のあるビタミンCなどが含まれているので、夏にもってこいのフルーツですね。


ところでメロンには、世界中に多くの品種があり、皮は白い網目のあるものとないものがあります。網目のあるものには、今日使ったアンデスメロンや独特の強い香りをもつマスクメロン、北海道で栽培される果肉がオレンジ色の夕張メロン、網目のないものにはプリンスメロン、皮が黄色のキンショーメロンなどがあります。（ちなみにアンデスメロンの「アンデス」とは、南米のアンデス山脈からきている…のではなく、「安心ですメロン」の略なんだそうです！）



給食時間、教室を回ると、「先生…メロンはやめてください…」と悲しそうな顔をして、メロン嫌いを訴えてきた子が多くいて驚きました。(残念ながら6月も1回メロンを入れてしまいました…ごめんなさい！)
皮の色、果肉の色、大きさもさまざまなメロンがあるので、メロンがお好きな人は、おうちでも今の旬の時期に、ぜひいろいろな種類を楽しんでみてください。