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学校日記

うきたの給食 6.18

公開日
2021/06/18
更新日
2021/06/18

学校生活

今日の献立
* さけとこんぶのごはん
* わかさぎのいそふうみ
* こまつなのごまずあえ
* あつあげのピリからみそしる
* デコポン(←納品の都合上、日向夏から変更になっています)
* 牛乳




今日の給食の「こまつなのごまずあえ」は、小松菜などの野菜をシャキッと茹で、甘酸っぱいタレとすりごまで和えたおかずです。


ごまは、熱や力のもとになる黄色の食材で、私たちが普段食べているのは、ゴマという植物の種の部分です。

ごまはなんと約5000年もの歴史をもつといわれ、古代エジプトでは主要な穀類の1つであったうえ、ごまから搾った油は、灯りの火や香料、ミイラづくりなどに使われていたことがパピルスに刻まれています。日本でも、縄文時代の遺跡からごまが出土しており、古くから栽培されていたことが分かっています。またかの有名な物語、アラビアン・ナイトの『アリババと40人の盗賊』に出てくる「ひらけごま!」の呪文や、「ごまかす(ごまは料理の香りづけに欠くことのできないもので、どんな食品でもごまを使えばたちまち美味と化す…というところから)」「ごまをする」といった言葉にごまが使われていることからも、世界的にいかにわたしたちの生活になじみの深い食材であったかが分かりますよね。

また、ごまは「食べる薬」とも呼ばれるように、血液中のコレステロールを減らし、さらに血管を丈夫にしなやかにしてくれる、体にやさしい種類の脂質や、身体や脳の老化、がんなどを予防する、抗酸化物質のゴマリグナンやビタミンE、質の良いたんぱく質、カルシウム・鉄などのミネラル、食物繊維…と、小さな1粒には実にたくさんの栄養が詰まっています。


給食でもいろんな調理法で使用していますが、すりごまを和風のハンバーグに入れたり、お味噌汁にパラパラとふりかけたり… 健康食材のごまをぜひおうちの食事にも活用してみてくださいね!