うきたの給食 6.3
- 公開日
- 2021/06/03
- 更新日
- 2021/06/03
学校生活
今日の献立
* とりじるつけうどん
* もずくのかきあげ
* とうふいりサラダ
* ゆでそらまめ
* 牛乳
今日の給食の「ゆでそらまめ」は、八百屋さんが鞘付きのままの状態で届けてくれたそら豆を、給食室の調理員さんでその鞘をむき、中の豆を1つ1つ丁寧に取り出してもらったものです。
そら豆の種を土にまくと、芽が出て葉が育ち、紫色のきれいな花が咲き、たくさんの「さや」が実ります。この「さや」の中にある実が…そら豆です。
そら豆のさやは、とてもおもしろい実り方をします。普通の農作物は重力に従い、上から下に向かって実りますが、そら豆は、重力に逆らい、下から上に向かって、つまり空に向かってシャキーンと実ります!そこから「空豆」という名前がついたといわれています。
4月〜6月の春から夏のはじめにかけて「旬」を迎える、とてもおいしい野菜です。
今日はそんなそら豆自体の味を味わってもらいたいと思い、塩茹でしたものをそのまま出しました。青々とした色合いやほのかな甘みは、旬の時期ならではの味わいです。
そら豆の鞘むきは例年2年生にお願いしていましたが、昨年今年とコロナウイルスの影響で泣く泣く中止しました。来年は体験活動ができるようになればいいのですが…
個人的には、そら豆のおいしさが分かり、好んで食べるようになったのは大人になってからですが、宇喜田小のみなさんは、意外とそら豆に苦手意識が少ないように感じました。
おかわりじゃんけんをしているクラスがあったり、5年生何人かからは「先生、塩で食べる以外に、そら豆のおいしい食べ方ってありますか?」と聞かれたりと、うれしい発見でした。
学校ではできませんでしたが、ぜひおうちでは鞘付きのそら豆の鞘をむいて、ふわふわの鞘や豆の様子を観察してもらいたいと思います。
そして、ぜひ今、旬のそら豆を食卓に取り入れてみてくださいね。