うきたの給食 4.12
- 公開日
- 2021/04/14
- 更新日
- 2021/04/14
学校生活
今日の献立
* ごはん
* のりのつくだに
* さばのカレーしょうゆやき
* いとかんてんのサラダ
* ごじる
* 牛乳
今週の給食も始まりました!
今日の給食の「ごじる」、見た目は味噌汁のようですが、味わってみると味噌汁よりコクがあります。実は「大豆」を加えた味噌汁なんです。
給食でも大豆を使った料理はたくさん登場しますが、ごじるには、豆の姿はありません。大豆をゆでて、すりつぶしてトロトロにしたものを加えているためです。
ごじるの「呉(ご)」とは、大豆を浸漬し、すりつぶしたもののことをいいます。この「呉」を味噌汁に入れたものが「呉汁(ごじる)」です。もともと秋に収穫された大豆を使うため、秋から冬にかけてよく食べられていました。体が温まることからも、寒い季節の郷土料理として、日本のさまざまな地域で、古くから親しまれています。
大豆といろいろな野菜の入ったごじるは、とても栄養たっぷりな料理です。
豆腐や肉がなかなか手に入らなかった時代に、体をつくってくれる栄養素「たんぱく質」をとるために、生の大豆を水に浸漬してよく吸水させ、少々水を加えてすりつぶして絞ったものを味噌汁に入れたことがはじまりだといわれています。
大豆には、たんぱく質のほかに、ビタミンやミネラルなどの栄養素もバランスよく含んでいるので、ぜひすすんで食べてもらいたい食材です。今日のように、すりつぶして味噌汁に入れると、豆の食感などが気にならずに、おいしくいただけるので、ぜひおうちでも試してみてくださいね!
今日は魚主菜の和食で、1年生にとっては宇喜田小で初めての和食給食でした。
残さず食べてくれるかな…?!と少し不安でしたが、戻ってきた食缶を見ると、残菜は少なくホッとしました。
全校的にも、甘辛いのりの佃煮と、カレーの風味が食欲をそそるさばのおかずで、ご飯が進んだようで、白米の残りはほとんどありませんでした。
呉汁も「このお味噌汁、好きなんです〜」と話してくれる子が多く、和食給食でも残さず食べきる子をたくさん見ることができた日でした!