うきたの給食 2.25 *和牛肉を味わおう!3
- 公開日
- 2021/03/13
- 更新日
- 2021/03/13
学校生活
2/25の献立
* ぎゅうにくときのこのわふうハヤシライス
* ツナわかめサラダ
* はちじょうフルーツレモンゼリー
* 牛乳
この日の給食は、「和牛肉を味わおう!」給食 第3回目でした。
3回目の提供となった和牛肉は、うまみたっぷりのきのこと合わせたハヤシライスに使用しました。当日は、サシの入った、美しい黒毛和牛のモモ肉がお肉屋さんから届きました。
味付けに白みそを使用することで、少し和テイストで、焦がしたような風味のあるハヤシライスが完成しました!
これまでの「和牛肉を味わおう!」給食に引き続き、子供たちはやわらかくて食べ応えのある牛肉に大喜び!残菜は、うれしいことに全校的にほぼありませんでした。
おいしいお肉を給食に提供してくれた多くの人に感謝して、よく味わって食べてもらいたいと思います。
そして、この日の給食の一番のポイントは、なんといってもデザートの「はちじょうフルーツレモンゼリー」でした。
名前の通り「八丈フルーツレモン」という珍しいレモンを使った、手づくりの寒天ゼリーです。
八丈フルーツレモンは、東京都の八丈島で収穫されるレモンで、普通のレモンと比べて、果汁の酸味がおだやかで、実が大きいのが特徴です。味はグレープフルーツのようです。
皮も苦みがなく、ほんのりと甘いため、丸ごと料理に使うことができます。
こういった特徴を踏まえ、皮も使ったゼリーを作りたいなぁ…とレシピを作成し始めましたが、試作をするにも普通のレモンを使ったのでは、酸味も甘みも違うものができてしまうため、どうしたものか困っていました。
そんな時、本校の八丈島出身の先生と話をしていたら、なんと!うれしいことに八丈フルーツレモンを2個いただけることになり、貴重なフルーツレモンを使って、調理員さんと給食室で試作をしました。
皮の使用法も、薄くスライスしたものを甘く煮て、上からソースのようにかけることを想定していましたが、先生方にも試食をしてもらったところ、少し口当たりが悪く、せっかくのフルーツレモンの良さが伝わらない…という意見をいただき、みじん切りにした皮を甘く煮て、ゼリーの中に入れ込むように変更しました。
当日は朝から調理員さんが10kgにもおよぶレモンをしぼって果汁をとってくれ、はちみつなどと合わせてはちみつレモンゼリーを作りました。さらに、皮は細かくきざんで砂糖で甘く煮て、ゼリーの中に入れました。
きれいな黄色の皮がちらちらと浮かぶ、見た目も素敵なゼリーが完成しました!
子供たちの反応は、実に好き嫌いが分かれるところでしたが、この日、八丈島の方が来校し、八丈島のことを学んだ4年生は、みなさん「レモンゼリーおいしかったです!」と笑顔で伝えてくれ、残さずきれいに食べてくれていました!!
はちみつとレモンの組み合わせが苦手…という子もいましたが、レシピが欲しいと伝えに来てくれる子もいて、ほっとしました。
今回、いただいたフルーツレモンで試作をし、八丈フルーツレモンの特徴を活かせるようなレシピを作成でき、そして調理員さんがそれをおいしく作成してくれて、多くの方の協力でまた1つ新しいデザートが完成したことに、感謝の気持ちでいっぱいです。