うきたの給食 11.30 *郷土料理〜熊本県〜
- 公開日
- 2020/12/03
- 更新日
- 2020/12/03
学校生活
11/30の献立
* たかなめし
* きびなごのごまがらめ
* わかめのからしあえ
* タイピーエン
* はやか
* 牛乳
この日の給食には、熊本県の郷土料理が2つ入っています。「たかなめし」と「タイピーエン」が、熊本県のふるさとの料理です。
「たかなめし」は、熊本県の阿蘇地方周辺でよく食べられている料理です。高菜とは、少し辛みのある葉を食べる野菜です。熊本県では古くから高菜の栽培が盛んで、現在も阿蘇地方を中心に多く生産されています。「たかなめし」は、そんな高菜を細かく切って炒めてごはんにまぜ、ごま、塩、醤油などで味付けしたものです。給食では子供たちが食べやすいよう、高菜のほかに豚挽肉やたけのこを使い、少し甘辛めに調味しました。
「タイピーエン」は春雨と、豚肉やエビ・イカなどの魚介類、さまざまな野菜とゆで卵を、鶏ガラや豚骨のスープで食べる熊本県の料理です。もともと中国の福建省(ふっけんしょう)というところに伝わる料理でしたが、明治時代に、中国人によって日本に伝わり、熊本県でアレンジされたものだそうです。給食ではゆで卵の代わりにうずらの卵を使用しました。あっさりした中にもコクや素材のうまみがつまった、とってもおいしいスープに仕上がりました。
ほかにも代表的な熊本県の料理としては、「からしれんこん」や、馬の肉をおさしみでいただく「馬刺し」などがあります。
給食向けに少しアレンジしてありますが、今日の給食を通して、日本各地の郷土料理に興味を持ってもらえたらうれしいです。