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学校日記

うきたの給食 9.16

公開日
2020/09/23
更新日
2020/09/23

学校生活

今日の献立
* さんまのかばやきどん
* キャベツのからしあえ
* とうみょうかきたまじる
* なまプルーン
* 牛乳




今日の給食の果物は「プルーン」です。
プルーンは、ヨーロッパでは「命の果実」「ミラクルフルーツ(奇跡の果物)」といわれ、朝食に食べる習慣があったり、貧血や便秘を改善するために食べられたりと、ヨーロッパでは古くから親しまれている果物です。日本では、あまりなじみのない果物かもしれませんね。


そもそもプルーンとは「すもも」という果物の仲間で、プラムをドライフルーツ用に栽培した品種のことです。ドライフルーツやジャムなどに利用されることがほとんどですが、旬をむかえる9〜10月はじめごろの時期に限り、そのまま、生のままいただくことができます。

そんなプルーンは、みなさんの体の調子をととのえる緑色の食材で、おなかの調子をよくする「食物繊維」と、健康な血液づくりにかかせない、「鉄」が多く含まれています。そのほかビタミンやミネラルも豊富で、まさに美容と健康にうれしい果物です。
これらの栄養は、生のものより乾燥させたドライプルーンに多く含まれていますが、生のプルーンには今の時期しか味わえないという良さがあります。甘酸っぱくて、ちょっと硬めの食感も生ならではです。



給食時間に教室を回っていると、「今日のくだもの、なんて名前?」「ぶどうじゃないの?!」とみなさん果物に興味津々。
今日はプルーンについて紹介したミニプリントを、給食のワゴンにのせたので、皮も食べられること、中に大きい種があることをよく理解して、みなさん上手に食べることができたようです。

1つ1つの食材に興味を持ってもらえることは、栄養士としてとてもうれしいことです。なかなかおうちで食べる機会が少なく、口にしたことのない食材も、給食で知ってもらえるきっかけになったらいいなと思っています。