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学校日記

うきたの給食 11.28 *イギリス料理

公開日
2019/12/02
更新日
2019/12/02

学校生活

今日の献立
* にしょくサンドイッチ(ツナ、セサミハニー)
* フィッシュアンドチップス[しろみざかなのフライとフライドポテト]
* スコッチブロス[おおむぎとやさいのスープ]
* 牛乳




今日の給食はイギリスでよく食べられている料理や、イギリス生まれの料理を取り入れた「イギリス給食」です!2012年にロンドンオリンピックが開催されたのも、まだ記憶に新しいですね。

イギリスってどんな国なのか、そしてどんな料理を食べているのか、くわしく紹介する掲示物を2階の栄養黒板の横に貼ってあるので、ぜひご覧ください。


イギリスは、実はイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという4つの地域が合わさった国です。首都のロンドンがあるのはイングランドで、4つの地域ではそれぞれ独自の食文化が存在します。

今日の給食の料理を1つずつ紹介すると、「フィッシュアンドチップス」は、白身魚のフライとフライドポテトを盛り合わせたものです。「フィッシュ」は、小麦粉と鶏卵を水やビールで溶き、これにタラなどの白身魚をくぐらせフライにします。これに棒状のポテトフライ「チップス」をそえます。塩と、少し独特の風味のある「モルトビネガー」というお酢をかけて食べるのが、イギリス流ですが、給食ではシンプルにお塩でいただきます。
給食でも黒ビールをとって、衣に使用しました(高温の油で揚げているので、アルコール分は完全に飛んでいます)。安くて、すぐに食べられ、腹持ちのよいことから、かつては労働者の日常食でしたが、現在はファストフードとして人気を誇っています。

「スコッチブロス」は、イギリス北部の地域・スコットランドの料理で、大麦という麦を、野菜やお肉と煮込んだ、具だくさんの素朴なスープです。大麦によるとろみがやさしい口あたりです。

そして、2種類のサンドイッチですが、実はサンドイッチもイギリス生まれの料理です。サンドイッチ伯爵というイギリス人が考え出したところから、「サンドイッチ」という名前がついたといわれています。


今日は、給食後に「今日の給食、おいしかった〜」「お魚がおいしかった!」とたくさんの子がうれしい声を聞かせてくれました。
また、今日のセサミハニーサンドイッチは、黒いりごまを給食室で擂り、すりごまにして使用したためか、教職員から「今日のセサミサンドおいしいね!」という感想がたくさん出ていました。給食室で擂ったことで、黒ごまのプチプチ感が残り、香ばしさが増し、すりごまを使用した時よりも何倍もおいしかったです(笑)


今日はどのクラスも空っぽの食缶が多く、全校的に残菜もとても少なかったです。同じ魚でもフリッターのような調理法をとると、とたんに人気メニューになりますね。

給食向けにアレンジしてありますが、今日の給食を食べて、日本から遠くはなれたイギリスという国を、少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです!